梅雨の疲れた週末の過ごし方

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2ヶ月も放置してしまって申し訳ない。
仕事がかなり忙しくて、時間もだけど、精神的余裕がなくて、まとまった文章が書けなかったのだ。

今もそれは続いているけれど、今週末は少し回復したのでアップすることにした。
昨日はドロドロに疲れていて、何もできなかったが、今日、買物に行くと立派な南高梅の青梅と、赤紫蘇がやたらと安価で売られていたのだ。

傷がなくて3Lサイズの南高梅が1kg580円。
通常は1kg980円だから、驚くべき安さである。
結構熟れている袋もあったが、まだ梅干しを作る元気はないので、梅酒用に青梅を選んで買った。
梅酒は梅干しに比べると笑っちゃうほど楽なのだ。

赤紫蘇は、1把98円だったので衝動買い。
これで紫蘇ジュースを作ると梅雨と夏を乗り越えられる。
作るのは手間だけど、梅雨の鬱陶しい時期に紫蘇が出回るのは神の差配ではないか?と思えるくらいドンピシャの飲み物なのだ。

よせばいいのに青梅は3kg、赤紫蘇も3把買ってしまった。
まずは紫蘇ジュースを作る。
作り方はネットで調べていただければと思うのだが、レモン果汁を入れた時の発色は毎回感動する。
これをしっかり冷やして、ジン辺りを加えて飲むと、夏には最高のカクテルと思う。
たぶん、今年中にもう1~2回は作ることになるだろう。

梅酒は3kgなので4リットル以上になった。
飲み始めを年末としても、飲み切ることはできないだろうから、3~4年寝かせてみようと思う。
梅酒は10年くらい寝かせると異様に旨くなるんだよね。

こういう家事をこまごまとやっていると、次第に心が解れてくる。
僕はそんなに優秀な人間じゃないけれど、梅酒を丁寧に作ることはできる。
紫蘇ジュースもそこそこの味で作ることができる。
そういう他愛のない達成感は、人を救う力があると思うのだ。

自信を失いつつある人にとって、料理はとてもお勧め。
しかも、丁寧に慎重に行えば失敗することがほとんどない料理を選べばなおいい。

僕は今の時期の梅仕事がすごく好き。
この楽しみを味わわせてくれるために、梅がこの時期に生るのではないかと思うほど。
梅干しの下漬けを上げる時の、バラのような香りには負けるけれど(あの香りは最高だ。梅干し作りで最も心が沸き立つ)、渋味すら感じる青梅の若々しい香りもいいものだ。

身体は少し疲れたけれど、トータルでは元気になったと思う。
今週末は珍しく運動しなかったけれど、梅の時期だから仕方がないよと自分に言い聞かせているのだ。

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