足裏炎と接骨院
今日は第30回の「ひろしま国際平和マラソン」だった。
僕は仕事に追われている間にエントリー期間が終了してしまい、出走できなかったが、友人たちが走るのでサポートを買って出た。
幸い会場の近くに住んでいるので、荷物置きとか走った後のシャワーとか、色々と提供できるのだ。
素晴らしい天気で、多くのランナーがニコニコと出走準備をしているのを見ると羨ましくてたまらなかったが、友人たちを送り出し、大荷物を持ってゴールを待つ。
つもりだったが、さすがに暇なので広場へ冷やかしに行った。
「ぴぃすぅあ」が出店しているから、それを目当てに訪れたが、無料の鍼灸マッサージコーナーがあった。
前回書いたように、僕は左足裏に爆弾を抱えているので、鍼かなぁ、マッサージかなぁと思って相談すると、マッサージかな?との答え。
マッサージの先生は、足の裏よりも「これはヒドいよ」と肩と首を主にほぐしてくれた。
それはそれで気持ち良かったし、楽になったのだけれど、足裏はどうしたものかな?と思っていたら、接骨院の施術師の方も無料コーナーを出していた。
僕は接骨院って、その名のとおり骨を繋げるところだと思っていたので、あまり意識したことがなかったのだが、ちゃんとした国家資格で打撲や捻挫の専門とのこと。
だったら僕の足はどうだろう?と思って診てもらった。
診てくださったのはとても丁寧な先生で、細々と触診した後「足裏炎ですね。急に激しいトレーニングしたでしょ?」と言われた。
仰る通り、今年の夏は暑かったし、何よりも走る時間が全然取れなくて、週末に長距離を走った時からの痛みだ。
「一応、テーピングしますが、根治にはウォーキングとアイシングが必要です。シューズにはDSISを入れてください。たぶん1〜3ヶ月で治るんじゃないかな?」とのことだった。
4日後にフルマラソンなんですと言うと「私も陸上をやっていたから判るけれど、この足じゃ走れないよ。そうは言っても出るんだろうけど」と言われた。
全く仰る通りで、無理は承知で出る予定。
ただ、完走できるとは思っていない。
どれだけ無理かは自分でも判る。
しかし、とても適切なサジェスチョンで、僕の接骨院に対する評価は大きく向上した。
へー、接骨院ってこういう施術を行う施設なんだ、と認識を新たにした。
ちなみに僕の足を診てくれた方は、安佐北区の三入接骨院の仲本先生。
どこの接骨院?と訊いても「近いところに行かれるのが良いですよ」と言われ、なかなか教えてくれなかったが、最後に聞き出した(笑)。
間違いなく、4日後の「下関海響マラソン」は完走できないだろう。
今日、あまりに気持ちが良いので、芝生の上を数百メートル走ったが、それでも足裏に違和感があったので、お話にならない。
もちろん、練習も全く足りていない。
フルマラソンの話をすることが、おこがましいレベルだ。
きっと4日後は悔しい思いをすることだろう。
でもそれでいい。
期限がある訳ではないのだから、じっくり距離を積み上げて、いつかリベンジすればいい。
楽しみが先に延びたと考えよう。
もちろん、負け惜しみでそう自分に言い聞かせているんだけれど(笑)。