胡蝶蘭が咲いた

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3年目を迎える胡蝶蘭が咲いた。
3株あるうちの1株は今回で3回目だが、残りの2株は全く花芽を付けないので、ダメなのかな?と半ば諦めていた。
しかし、今回は3株全てが花芽を延ばしている。
最も成績優秀な株は既に満開。
次の株もかなり開いた。
そしてもう1株は開花までにあと1ヶ月ほどかかりそう。
胡蝶蘭は開花期が長いので、まだまだたっぷり楽しめそうだ。
店で買って来たもののように、揃えたように縦に並んだ花の付け方ではないけれど、こういう自然な開花が僕は好き。
胡蝶蘭は元々日本の気候で咲く花ではないけれど、あんまり人が弄りすぎるのはどうかと思う。
胡蝶蘭を開花させたと言うと、驚く人が多いけれど、実はそれほど難しくない。
適切に植え替えを行った後は、水と光と気温の全てを適度にして、あまり手をかけないことが重要だ。
光と気温はほぼ置き場所で決まるので、あとは水だけ。
蘭の仲間なので水をやり過ぎないことだ。
植物を育てることが苦手な人は、気にかけている間には頻繁に水をやり、興味がなくなったら全く水をやらないように思う。
育てる人の気まぐれで水やりをしていたら、どんな植物でも枯れる。
逆に、植物の都合に合わせて水を与えれば、そんなに簡単に枯れたりはしない。
人も植物も、適切な環境に加えて適切な干渉があれば、伸び伸びと育つということなのかな?と思ったりする。
でも中にはムチャクチャ育てにくいものもあるんだよね。
例えばアジアンタムとか。
僕は何度かトライしたが、まだ一度も越冬に成功していないのだ。

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