周南24時間リレーマラソン2012

年に引き続き、今年も周南24時間リレーマラソンに参加した。
メンバーには変動があり、昨年から引き続いて参加したランナーは、僕、鍋ちゃん、ネコ吉、フレディ、恵の6名。
初参加のランナーは、五観橋、もっさん、丸さん、ゆきお、コミヤマ、トクナガ、アイダ、ナガトメの9名。
今年は昨年の経験を活かして、サポートチームを正式に依頼した。
マネージャーのにこ坊、サポートテント統括のチンク、炊き出しとマッサージのサファイア、炊き出し兼ランナーの恵の計5名と、当初はランナーでの参加を予定していたえりぽんが出走管理を行ってくれた。
おそらく、出場した全130チームの中で、トップクラスのサポート体制だったと思う。
昨年と比べると天国だ。
合計、ランナーチーム14名、サポートチーム5名の19名体制だった。
昨年に比べるとランナーが多いし、サポートは万全。
2日前の天気予報は両日ともに晴れだし、昨年のような修羅場は出現しない。
僕は安心して、そう考えていた。
ところが、前々日になって急に台風の進路が変わり、降水確率が急上昇。
前日の予報では80%に達した。
当然、雨対策は行ったが、降っても少しだろうし、曇りのほうが走りやすいくらいに考えていた。
サポートチームは早朝に現地入りしており、我々が10時に到着するとサポートテントの設営と、ランナーテントのレイアウトは終了していたが、キャンプに詳しい鍋ちゃんが、これでは雨対策が足りないと指摘した。
建築部材に詳しいゆきおとネコ吉さんが安いブルーシートを使えばいいと言い、すぐに買いにでかけた。
僕がビニールテープとハサミを持って行っていたので、買ってきたブルーシートを使ってテントの周囲に壁を作り、グラウンドシートとして2重の防水を施した。
最後に鍋ちゃんが周囲を点検し、ポール沿いに落ちてくる水滴対策なども施し、ほぼ完璧な防水対策ができた。
まだ雨は降っていなかったが、最悪の事態を想定して最初の設営を行ったことが功を奏し、我々のテントは最後まで4名ほどが横になれるドライエリアを確保することができた。
24時間リレーマラソンというのは珍しい競技なので、今回のレギュレーションを説明すると、土曜日の正午にスタートし、一周1マイル(1.6km)の周回コースを戻ってきて、次のランナーにタスキを渡す。
そのまま同じ選手が二周目以降を走っても構わない。
日曜日の正午までに走った周回数で順位が決まるチーム競技だ。
参加できるランナーは15名以下。
昨年は総勢9名で参加して泣きをみたので、今年は14名。
遅れてくるメンバーもいるので、スタート時点で9名体制だった。
第一走者は昨年に続いて僕。
2年目なのでスタートダッシュの速さに驚いたりはしないが、普段の練習では出さない速さなので強烈にキツい。
1.6kmというのは800m走を続けて2本走るのに等しい。
心配機能を鍛えていないと、呼吸が間に合わなくて酸欠になってしまうのだ。
最初のタイムは一周6分20秒。
1kmでは3分58秒になる。
僕は18周走ったが、最後までこの記録を超えることができなかった。
我ながら悪くないタイムだと思ったが、続いて走ったもっさんやコミヤマさんが6分を切る凄まじいタイムで周回してきた。
昨年が108位だったので、今年の目標は二桁順位だったが、そんな目標は霧散してしまい、チームのアベレージタイムを落とさないようにすることが共通認識になった。
この状況をツイートすると、遅れてくる参加者が竦みあがったけれど、僕はそれほど気にしていなかった。
足を引っ張りたくない気持ちは判るけれど、チーム快食は精鋭ばかりを集めるタイプのチームではないし、速い人も遅い人もいるから面白い。
速い人が遅い人を責めたら全然面白くないが、もっさんもコミヤマさんも、自分の速さを鼻にかけるようなことは一切なく、常にニコニコして、常に率先して走ってくれた。

VVX57

そのもっさんは仮装タイムに宇品にある某うどん店の制服で走った。
頭にタオルを巻き、腰にエプロンして、とてもクオリティは高かったが、意外にウケなくて、むしろ素足で走っていたことを驚かれたとのことだった。
僕も彼に誘われて取組んでいるが、ベアフットランニングを実践しているため、裸足で走っても驚くほど速いのだ。
今年は昨年、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた自衛隊チームが不参加だったので、僕的にはそれほど見応えはなかった。
個人としてはクオリティの高い仮装があるものの、やはりチームで魅せてくれたほうが見応えがあるのだ。
仮装タイムまでは降っても小雨だったが、夕方頃から徐々に雨粒が大きくなり始めた。
恵とゆきおは膝を故障していたこともあり、この頃から休憩に入り、ロキソニンなどで回復を試みたが、結局、最後まで回復することはなかった。
恵は昨年もそうだったので、その後はサポートに徹していたが、ゆきおは相当悔しかったようなので、来年までに身体を作ってくれるだろう。
スタートから6時間ほど過ぎ、2人減って徐々にキツくなり始めた頃にナガトメさん、丸さん、アイダさんが到着した。
すぐに宣誓証を提出し、ナンバーカードを渡して、ざっと概要を説明し、ローテーションに入って走ってもらう。
まだ僕も元気なので出走管理などのマネージャー業務を行っていたが、雨粒が徐々に大きくなり、僕も頭が回らなくなり始めた。
そろそろ専任マネージャーであるにこ坊たちが到着しないだろうかと思っていた頃、やっと彼らが到着。
残ったランナーである五観橋とフレディも到着し、夜を目前にしてフルメンバーが揃った。
ちなみに食事はサポートチームが作ってくれた小さなおむすびを適宜食べた。
がっつり食べたら走りにくいので、体調と相談しながら少しずつ食べるのだ。
フルーツも非常に有効

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